医療費について
- 「医者、看護師の数」のページを読んでくれた人には説明しましたが、日本には医者の数が少ないです。
- その理由の1つに医療費の安さというのがかかわってきます。確かに日本の医療費30兆円と言えば大きい金額と言えますが、世界第2位とも言われる国力から考えると、日本の医療費は世界で18位、%GDP比でみると17位となります。
つまり、国際的に見て国力に見合った医療費を出してないことになるため、日本の医療費は安いと言えるでしょう。 - 日本は今までの医療保険制度がよいため、誰でも軽症の段階で医者にかかることができるのが特徴です。
そのため、国民1人あたりではなく、患者1人あたりの医療費で計算すると、患者1人あたりの医療単価は極端に安くなります。
外来受診率
- 国民1人当たりの年間受診回数は14.4回(2000年)で、国際的に見ると2~3倍となっています。
- 1回受診当たりの医療費が日本では7000円とダントツで安いので、国民は比較的軽症でも病院で受診する患者が多いのです。そのため、重症化する前に治療ができるので医療費が安くすむことが多くなる。また、日本では医療費控除と言う制度がありますので、さらに総額での金額は安くなります。
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アメリカの医療費
- 日本の医療費が安いということは「医者、看護師の数」のページでも話しました。
- では、アメリカの医療費はどうなのでしょうか。
結論から言うと、アメリカの医療費は非常に高額です。 - アメリカの一般の初診料は7864円ほどです。日本の場合は初診で1950円です(1995年調べ)。
- 入院した場合も室料だけで1日に約2千~3千ドル程度の請求がされます。
例で言うと、急性虫垂炎で入院、手術(1日入院)を受けた場合は、1万ドル以上、つまり、102万円が請求されてしまいます。
アメリカに行って手術を受けるときは気をつけたほうがいいでしょう。また、アメリカに永住をしたいとお考えなら将来のことを考えてしっかり貯金をしておく必要があるでしょう。
アメリカの医療の体験談
- アメリカで治療を受け医療費を払ったときのことの体験談を探してきました。
- いくつか紹介します。
日本の人は特に気をつけましょう。日本の常識が外国でも常識とは限りません。むしろ、非常識であることもあります。
ちなみに1ドル=102円として計算しています(現在、2008年3月10日の為替相場を適用)。
- 虫歯の治療 2本で12万2400円
ニューヨークに赴任して2年、アメリカ生活で感じた不思議?をご紹介したいと思います。
アメリカでまず驚かされたのは医療費の高さだ。
ちょうど当地に赴任して1年経過したころ、突然、親知らずが痛くなった。歯医者に行ったところ、左上下の親知らずが虫歯と判明、治療より抜いたほうがよいと言うので、抜いてもらうことになった。1本600ドル、合わせて1,200ドルなり。
このときはまだ、会社で加入している保険で費用のほとんどはカバーできるとの見込みがあったが、このほかに小さな虫歯が数本あると言われ、心配になって見積もりを依頼した。(医者はかなり渋っていたが。)
この見積もり額はなんと4,000ドル。こんなに高いと保険を使ってもかなりの足(約3,000ドル)が出てしまう。
ダメ元でディスカウントをお願いしたところ、なんと保険でカバーできなかった分は請求しないという約束取りつけに成功。ラッキー!だが最終的に保険会社から思ったほど支払ってもらえず、材料費だけはと泣きつかれ、300ドルを支払った。過剰請求はこちらの常識とはいえ、医療費が値切れるとは・・・
- 出産費用 142万8000円
今年の10月に次男が誕生した。そのときの出産、入院費用の合計はなんと1万4,000ドル(142万8000円)。
ほとんどが保険でカバーされているので問題ないが、日本と違い、社会保険制度が発達していないアメリカでは、個人、会社で保険に入れない人は子供も産めない。
また、このとき、費用の請求方法にも驚かされた。なんと4枚もの請求書が届いたのだ。
アメリカでは医療が専門化されているとは聞いていたが、医療費の請求方法もこれほど細分化されている。もう少し患者(客)に分かりやすい方法を取ってほしいものだ。
日本で虫歯の治療は程度によって異なりますが、保険があればどんなに悪くとも、2本で5万には届きませんし、出産費用も個室でやっと50万に届くか届かないか、というほどです。この値段を聞けば、どれだけアメリカでの医療費が高いかわかるでしょう。日本では有料老人ホームの高級化が広がってきているようです。医療費は安くても老人ホームが高ければ入所出来ずに介護をうける事ができません。
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